３月９日（土）午後１時から３時、埼玉県上尾市のNPO法人みのり（視覚障害者のための福祉作業所「領家グリーンゲイブルズ」を運営）代表の加藤木さんにおいでいただき、視覚障害者がコーヒー豆の焙煎のハゼ音を聞き分けて焙煎して作っている様子や、コーヒー豆のお話しを聞きました。
そして加藤木さんがみんなのテーブルを回ってくださり、一人一人にコーヒーを入れてくれました。

それぞれが、希望のコーヒー豆を選んで、香りを周りの人と比べながら、しっかりと味わいました。
加藤木さんのお話で印象深かったのは、販路を広げて、たくさん売っていくことに力を注ぐというより、一人一人の視覚障害者の働く質をすごく大切にしていることでした。
マッサージの仕事や、野菜作りもしているとのことで、こんど留学生達と訪問して、見学と交流をしてみたいというお話をしました。

とれたて野菜のお弁当もいただけるとのことで、訪問の話は一気に盛り上がりました。
留学生にとっては視覚障害者の仕事の可能性を考える上での貴重な体験になることだと思います。
とにかく香りが違います。こんなにしみじみコーヒーを味わえたのは、生まれて初めてです。
また２月のワークショップをしてくださった平塚さんのお友達の「のぶこ」さんがバイオリンを弾いてくれて、それに合わせてみんな楽しく歌いました。
「のぶこ」さんは地域の人たちが音楽でつながっていけるようにと活動されている方で、音楽仲間とともに、今度こもどサロンでミニコンサートをしましょう、ということになりました。