３月２６日に「あん摩・鍼・灸」の理療の国家試験の合格発表がありました。
ミャンマーのコーコーさん、キルギスのサマットさんが、あん摩・鍼、灸の国家試験に見事合格しました。理療の技術研修のために来日したマレーシアのメイさんも交えて小さなお祝いの会を開催しました。
メイさんは２０１２年帰国してマッサージの仕事をしてきましたが、その経験を基に、さらに日本の鍼灸を学びたいと、再来日しましたが、たまたま来日直後で援護協会に宿泊していたものです。

今回の御祝の会は、理療の仕事を長くされていて、試験合格の大変さをよくご存じの方が「難しい試験によく合格しましたね。みなさんでお祝いしてください！」と、ご厚志をいただいたのがきっかけです。留学生からは「お寿司」の希望があり、みんなでお寿司をいただきながらお祝いをしました。
日常会話がなんとかできるようになった程度の日本語能力の彼らが、長く日本人をやっている私でも難しい内容の教科書、それに東洋医学も加わる理療の勉強。さらに漢字ならば意味は分かるのに、点字で勉強するのです。そして、日本人でも難しい国家試験に合格したのです。
ご支援いただいた皆様と共に大きな拍手を送りたいと思います。
そして、それぞれ、次のステップに向け、さらにチャレンジが続きます。
本当に頑張りの結果です。

写真は、二枚あります。
１枚は、３人の留学生達と国際交流基金地球市民賞の受賞のお祝にいただいた花です。
２枚目は、みんなでお寿司を前にお祝いする会を始める際の理事長がお話するところ。