子供たちにたくさんの体験をしてもらいました
「夏ボラ24企画」、「楽しく体験しながら 目の見えない人の生活を知ろう」
7月24日水曜日、猛暑と、すごい雷雨も昼過ぎにありましたが、私たちの舟橋会館をフル活用して、夏ボラ24企画、「楽しく体験しながら 目の見えない人の生活を知ろう」という、子供たちを対象にしたイベントを開催しました。
15名の子供たち、その親御さんや、見学の方もいらして、にぎやかに、楽しく行われました。
説明するのも、事務局の2名以外は6名の中途視覚障害の方たちで、ご自分の体験を入れながら子供たち一人一人に熱心に説明してくれました。
★5つの体験(写真参考)
3階多目的室で行いました
①点字
「あいうえを」、を点字で書いてもらったりしました。
②見やすく
見やすくする道具や、便利なグッズ、大きな文字の本など。
③音と指を使う
音の出る便利グッズや、触るグッズなどを体験してもらいました
食堂で行いました
④スマートフォン
iPhoneの読み上げ機能でいろいろなものを読み上げてもらったりしました。
点字印刷の部屋で行いました
⑤白杖(はくじょう)
目の見えない人の誘導の仕方や、点字ブロックの説明など
★お母さんが、3人の姉妹の感想を伝えてくれました。
昨日は参加させていただきありがとうございました。
・i-phoneによるサポートが、
・白杖や点字の体験が、
・電子ルーペが、一番おもしろかったようです。
自由研究のテーマとして考えているようです。
特に点字について知りたいことがあるようでした。
もしお力添えいただけましたら、幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
その他にも小学校の自由研究のテーマにしたいという子供がいました。
大変うれしいことです。ぜひご協力させていただきます。
★子供たちは真面目
今回は、スタンプラリーのように、体験が終わるごとにシールを貼ります。
5つ終わると、「終了証」を子供たち一人一人に渡しました。(写真参考)
この時子供たちは真面目な顔になります。
それなりの達成感があったのだと思います。
★子供とたくさん話せて
説明役の皆さんも、子供たちとしっかりお話ししてくれました。
なかなかないことでしたので、話し疲れましたが、大変楽しい時間でした、と言ってくれました。
★体験の場をを研修として 企業・団体の皆様へ
私たちは、以下の3点で有意義な視覚障害者理解のための研修を行います。
ぜひ、企業・団体の皆様お問合せください。
①見えない・見えにくい人たちが便利に使うグッズをいろいろ用意して、見えないことの大変さではなく、「こんなふうにすればできます」という視点を大切にしていきます。
②見えない・見えにくい人たち自身の体験を通して、人のつながりこそ大切であることを大事にします。
③視覚障害留学生支援の長い活動を通して得られた、一人一人の違いのある人が、一緒に支え合いながら生きていく多様性の大切さを大事にします。
2024年7月26日
社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI):https://iavi.jp/
〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18
電車でお越しの方:
都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅下車
「A1」出口を右に出て一つ目の信号を右に曲がり、右手3軒目。徒歩3分。