６月９日の日曜日、「第４２回板橋ふれあい祭」が、板橋区立平和公園で開催されました。
私たちは、留学生による「体験マッサージ」をメインに、見えない人たちの便利グッズに触ってもらったり、白杖歩行の手引きの仕方の体験などで参加しました。

夏用の白衣を着たマレーシア、キルギス、中国の視覚障害留学生たちが６０人の皆さんに、いろいろとお話をしながら、実技の勉強を兼ねてマッサージサービスをしました。
留学生達のマッサージは、このイベントではもう１５年も継続している恒例のものとなって、「気持ちよい」と参加者から大好評。休む間もなく、次の「お客さん」が来るので、毎日のお仕事でマッサージをされている方も、留学生と一緒にマッサージをしてくれました。

また、半世紀にもわたりマッサージの仕事をされている大ベテランの方もいらして、留学生への指導もしてくださいました。
また、音の出る時計や、触ってわかる時計などを１００人以上の子供たちが体験して、「見えなくても時間がわかる」ことに興味を示してくれました。
また、今回は、子供も使える９５センチの白杖と、点字ブロック（誘導ブロック、警告ブロック）を用意して、白杖で点字ブロックを触れながら歩いてもらって、点字ブロックの上に物を置かないことを知ってもらい、手引きの仕方なども体験してもらいました。
これも８０人を超える子供が楽しく体験してくれました。

１７人がスタッフとしていろいろと協力してくださり、にぎやかにお祭りに参加できました。
また私たちの活動紹介や、たくさんの皆さんとの交流も生まれ、さらに多くの子供たちの視覚障害者への理解促進にとっても意味ある活動ができました。
皆さんありがとうございました。

なお、７月２４日（水）には、国際視覚障害者援護協会の会館で、ボランティアセンター事業「夏ボラ２０２４」の一環として、「楽しく体験しながら、見えない人の生活を知ろう」という子供たち向けの体験イベントを開催します。
夏休みでもありますので、ぜひお子さん連れで遊びに来てください。

板橋ふれあい祭で留学生がマッサージ