キルギス大使が盲学校訪問

   

キルギス大使館をサマットさんと共に援護協会として訪問したことをお伝えしました。(4月4日HP掲載済み)

その際に、石渡理事長から「キルギスからの視覚障害留学生4人が学んだ盲学校を見学に来てください」、という提案をしたら、たいへん積極的に対応してくださり、5月15日午後、大使一行の筑波大学附属盲学校見学が実現しました。
サマットさんと、盲学校の先生と、石渡理事長、新井理事が附属盲で出迎えとなりました。
やはり、大使が来られるということで、校長、副校長のほか、筑波大学附属学校教育局次長もいらしていました。

最初に詳細な学校の説明がありましたが、大使は大変興味深く聞いていらっしゃいました。
その後、子供たちの授業、ピアノ授業、高等部の数学の授業なども見学されましたが、実際のマッサージの授業や、学校内の診療所、触る教材の見学などがメインでした。

大使は、マッサージの授業をする先生が視覚障害者で、生徒たちに治療技術を伝えているという点に大変感心されていました。
また、解剖学の勉強のために先生たちが手づくりしている教材にも興味を示されていました。「優れた点をキルギスで行 えるように、本国に伝えたい」、とコメントしてくださいました。
この2点とも、サマットさんがぜひキルギス本国に伝えたい点だったので、大変良かったと思います。
日本でしっかりと学んだ援護協会の留学生達がキルギスで医療マッサージを教える、そんな夢に向けて一歩進んだように感じます。

 

学校の詳細な説明を熱心に聞かれる大使(右手前。左奥がサマットさん)

 

先生の手作り教材を熱心にご覧になる大使(一番右)

 



社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI):https://iavi.jp/

〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18

電車でお越しの方:
都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅下車
「A1」出口を右に出て一つ目の信号を右に曲がり、右手3軒目。徒歩3分。

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