海外と結び、12回マッサージ研修会を開催

   

一緒にレポートづくりをしていただける方を募集します

2カ月に一度、海外の元留学生達とマッサージ研修会を開催しています。
国内からも理療の関係者が少しずつ増えています。
4月10日水曜日の日本時間で午後9時から、第12回目をZoomで開催しました。

内容:「視覚障害者の仕事で、マッサージの次に多い仕事は何ですか?」
参加者の自己紹介の後、各国の状況を元留学生達から発表。日本の状況も発表しました。それらを受けて皆さんで交流しました。 モンゴル、中国、マレーシア、ミャンマー、タイの元留学生たちが発表してくれました。
ミャンマーと、マレーシアからは、現在日本で勉強している方たちでした。
簡単なメモを作りましたので参考にしてください。(日本は省略)
数字には出ない、彼らしか語れない、貴重な報告だったと思います。そんな話を聞いて、もう一度日本を振り返る、そんなことも大切だと思います。
ぜひ、彼らと一緒に、各国の状況を学んでいきたい方々を募集します。彼らにも調べてもらい、生きた情報をきちんと積み重ねていきたいと思います。
その国の言葉ができなくても大丈夫です。条件と言えば、インターネット会話ができることくらいです。
今回はこの活動の出発になります。日常的に彼らと交流しながら「視覚障害の人たちはどんな仕事をしているか」というレポートづくりをしていきたいと思います。

なお、次回は6月12日(水)、日本時間午後9時から、同じテーマで4月には参加できなかった国の元留学生も交えてZoomで行いたいと思います。
研修会参加ご希望の方、またレポートづくりを一緒にしていただける方は、国際視覚障害者援護協会事務局までメールにてご連絡ください。

【4/10研修会から】モンゴル、タイ、ミャンマー、マレーシア、中国。調査の年度や精度は様々です。

"以下は就労者数の多い順"
◯モンゴル(ラグアさん)2021年資料
1.マッサージ
2.工場(作業所)勤務 
3.コーヒーバリスタ(弱視のみ)
その他 音楽

◯タイ(カンチットさん)
1.宝くじ販売
2.マッサージ(タイ伝統医療の免許保持者を含む)
3.ストリートミュージシャン(免許必要)
その他 占い師、教師、弁護士(法律を教えるため)
※インクルーシブ教育が基本

◯ミャンマー(コーコーさん)7年前資料
1.マッサージ
2.マットや絨毯や竹の椅子などの作成
3.事務職
その他 音楽、苗販売、魚養殖

◯マレーシア(メイさん)
1.マッサージ
その他 ストリートミュージシャン、教師、弁護士

◯中国(カクさん)
1.マッサージ
2.占い師(全盲が多い)
3.音楽(教師、ピアノ調律、演奏、歌手)
その他 障碍者団体の政府連絡員(政府市民間の連絡 弱視)、障害者団体の職員、清掃・運搬・販売員(弱視)、英語の翻訳者(全盲)
※ヘルスキーパーはいない

以上です



社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI):https://iavi.jp/

〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18

電車でお越しの方:
都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅下車
「A1」出口を右に出て一つ目の信号を右に曲がり、右手3軒目。徒歩3分。

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