NO.306
2024/11/05
コロナ禍の沈静化に伴い、それなりに「日常」は戻りつつありますが、、、
理事長 石渡 博明
『ロータス通信』306号をお届けします。コロナ禍がやっとのことで沈静化、以前の「日常」がそれなりに戻りつつありますが、一方、留学生の宿泊拠点・活動拠点である「舟橋記念会館」や事務局も老朽化が進み、大きな曲がり角に来ていることは隠しようがありません。
築29年を迎えた会館は、あちこちで不具合や雨漏りが見られ、故・浅野先生の妹さんのご主人のお仕事が工事業者であるところから、そのたびに相談に乗っていただいたり、実際に工事をお願いしたりと、なんとか凌いでいる状態です。
また、福岡からクンチャンと友人の西村さんが上京し会館に宿泊した際は、3階の洋室・和室のエアコン3台が同時に故障したため、お二人には3階で唯一エアコンが使える多目的室に寝てもらい、かろうじて東京の寝苦しい夜を凌いでもらった次第です。
そうしたことから、急遽、ご近所の電気屋さんの佐藤さんにお願いをして、エアコンの工事をお願いしたところ、過去の工事の際の図面が残されていず、改めて配線工事をし直してもらったかと思えば、逆にこれまでのエアコン工事の後始末ができておらず、室外機が何台も屋上に置きっぱなしになっていたことなどが、次々に判明しました。
第4代理事長として事務局を預かる身としては、引き継ぎの不徹底や目配りの不行き届きなどを思い知らされ、なんとも不甲斐なく、また情けない思いをさせられたものでした。
そればかりではありません。元気だけが取り柄で、理事長の肩書とは関係なく、なんでも屋と称して体調管理など考えたこともないまま、これまで10年間、突っ走ってきましたが、齢76を間近に控えた2月半ば、朝の通勤時に胸を締め付けられるような痛みに襲われ、あわてて受けた心臓のカテーテル手術で救われたのも束の間、今度は腰部脊柱管狭窄症とかで、下肢の痺れと痛みに悩まされ続ける毎日です。
でも悪い事ばかりではありません。そんな状態を見かねて、新井理事と会計担当の中さん(彼女も会計担当と言いながら、実際は点字もできる有能ななんでも屋さんです)が、在宅勤務ができるようにと色々取り計らってくれて、ようやく一息ついたところです。
また、電波状況が悪いからと受信を諦め、長いことテレビが不在だった会館の食堂に、佐藤さんがテレビをプレゼントしてくれて、テレビが見られるようになりました。「視覚障害者でも、テレビをみることで日本語も上達し話題が増え、友達との会話も弾むのに、どうしてテレビがないの?」と、留学生に言われ続けた問題も、何とか解決しそうです。
帰国留学生や会員の皆さんからのお便りも私たちを元気づけてくれます。キルギスのDシリンさんは、双子の女の子を出産、アクモールさんと日本式クリニックを創設しようという夢はだいぶ先送りになりそうですが、まずは母子ともに健康であることをお祈りしたいと思います。
また、マレーシアのメイさんからは、筑波技術大学附属東西医学統合医療センターの研修生になりたいとの連絡が入り、受験のための書類作りに追われています。メイさんは筑波盲学校卒業時に三療とも国家試験に合格しましたが、実技を伴わない試験のため、帰国後にマッサージの仕事を続ける中で、医療センターで実技の腕を磨きたいと、長年温めてきた夢の実現を思い立ったそうです。
なお、佐賀の黒岩さん、ケニアのフィリゴナさんやモンゴルのマンダハさんからのお便りなどについては、本誌3ページ以下の当該記事を直接ご覧になってください。
≪カリブで初めての指圧師≫
黒岩春地(元JICAシニアボランティア)
7月5日、カリブ海に浮かぶ小さな島国セントルシアで、小さな卒業式がありました。3人の視覚障害者が、セントルシア視覚障害者協会の指圧コース(1年間)を卒業。セントルシアで初めての指圧師が誕生しました。もちろんカリブ諸国で初めての指圧師です。今日は皆さんに、この3人の卒業生を紹介したいと思います。
まず成績トップで卒業生代表挨拶をしたEttaさん。彼女は練習を人一倍積み、指圧が一番上手になりました。指圧練習の時にはコツをそっと相手に教えてあげる優しい方です。
二人目は、バスで1時間半かかる奥地から、一人で通い続けたGubbyさん。彼女は無遅刻無欠勤で、一番遠いところから来ているのに、いつも一番最初に来ていたそうです。ピアノを教えていたというGubbyさん。笑顔が印象的な方です
最後に、唯一の男性で、子どもと歌が大好きなEddieさん。5か月前にお父さんを亡くされ、何度か欠席もあったというEddieさん。大柄で、陽気で遠くからでもすぐわかります。
3人のご家族も、卒業式に出席されておられました。本当に嬉しそうでした。私は、夢に向かって決して諦めようとしなかった彼らの思いを、心から尊敬します。
この3人の方を指導されたのが、綱川先生(JICAボランティア:鍼きゅうマッサージ 全盲)夫妻です。私が指圧センター構想をまとめてから、綱川先生を含め4人のJICAボランティアが、この構想を引き継いできました。コロナ禍の2年半の間も、何とか計画は生き続け、ついに7年ぶりに、指圧師の誕生となりました。私は壇上で、来賓代表のスピーチをしながら、7年前、セントルシアにきて何もできなかったこと、視覚障害者協会が閉鎖の危機にあったこと、やることがなくなりニカラグアに渡ったこと、ニカラグア東洋医学大学で指圧コースについていろいろ教えてもらったこと、そこで教えられた綱川先生との出会い、資金集めを応援してくれた協力隊の仲間たちのことなど、次から次に思い出していました。
今回の卒業式は、わずか3人の卒業生という意味では小さな一歩かもしれませんが、後々セントルシアにとって、カリブ諸国にとって、これは大きな一歩になると私は思っています。スピーチの最後に、「これからの夢は、寄宿舎を備えた指圧研修センターをここセントルシアに建設すること、そしてカリブ諸国全体から視覚障害者の方が留学してきて学べるようにすることです」と言った時、どこからか小さな拍手が起こり、それがさざ波のように会場に広がっていき、思わず言葉に詰まりました。
卒業式では、カリブノートを買ってもらって貯めた2000USD(米ドル)の寄付をすることもできました。これまでノートを買って応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
卒業式の翌日には、協会の近くのセレニティ公園で、指圧のデモンストレーションを行いました。初めてのことでおっかなびっくり参加した人たちも、「リラックスできた」となかなか好評でした。8月中旬からは、いよいよ3人の卒業生が有料でサービスを始めます。お客さんが来てくれるといいなあと祈りつつ、まあ最初からは無理、焦らず、少しずつ、と自分に言い聞かせています。今は、卒業した3人は、引き続き、症状別の指圧法を学んでいます。9月からは第2期生として、新たに6人の新入生が入ってくるそうです。カリブの夢が、少しずつ動き始めました。
夢を描いてから7年。これまで相談に乗ってもらったり、カリブノートを買って応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。卒業式のスピーチの中で、「日本の人たちも皆さんを応援していることを忘れないでほしい」と付け加えました。地球を挟んで日本の反対側で、今日もがんばっているセントルシアの視覚障害者の皆さんへ日本からも声援を送っていただけるとありがたいです。
※カリブノート:セントルシア視覚障害者協会で子どもたちと作ったノートブック。協会の資金難克服と指圧研修センター構想支援を目的に販売しています。セントルシアはカリブ海に浮かぶ小さな島国。人口18万人。うち全盲の方が2000人いると言われています。
≪ティカ盲学校を訪問 ―支援の白杖を携えて≫
ミケンエ・フィリゴナ・アチョラ(ケニア)
IAVIのみなさんへ、いつもお世話になっています。ご無沙汰しておりますが、皆様お元気ですか。私は元気です。
やっと白杖、点字器、点字用紙がケニアに届きました。いくつかの盲学校に郵便で送ることができましたが、先日もう一人のIAVIの留学生パペチュアさんや、SOK(視覚障害者支援団体)のディレクターと私と3人で、二人が勉強していたティカ盲学校に白杖などを贈呈に行きました。
ケニアの文部省のルールによると、盲学校で仕事をしていない人が生徒を集めることができません。そうすると、白杖を生徒たちに手渡す方法は二つしかありませんでした。
一つ目は盲学校に行って校長先生に渡して、そうして学校自体が生徒に配るか、二つ目は私たちが短い時間でも学校のスケジュールに合わせて盲学校の生徒たちに配る方法です。盲学校のスケジュールがあって、月曜日と金曜日の朝8時から8時45分までみんなが集まってお祈りをします。盲学校に行きたかったから、二つ目の方法で、私たちが学校のスケジュールに合わせて6月12日、月曜日に行きました。
短い時間でしたが、パペチュアさんが日本での留学についてお話をしました。私はこの白杖と点字器贈呈に至るまでの経緯をスピーチしたら、生徒たちが一斉に割れんばかりの拍手をして喜びを表現してくれて、私もとても嬉しく感じました。時間が短かったから、按摩と指圧のデモンストレーションはできませんでした。パペチュアさんの話は「視覚障害のハンディがあっても、私たちのようにチャンスをつかんで日本に留学し、生活自立できる技術習得できるよう、みんなも一生懸命がんばって勉強してください」という内容で、生徒たちにすごく励みになったようです。もし日本に留学するチャンスがあれば、勉強のために行ってみたいという生徒たちの思いを感じることができました。
白杖と点字用紙の贈呈にも、大きな拍手をして大変喜んでもらえました。生徒達の喜びに、パペチュアさん、SOKのディレクターと私も、すごく感動しました。
校長先生からお願いがあり、もっと点字用紙があればすごく助かりますとのことでした。先生の話によると、買うことに大きな負担があるとのことでした。
皆さんの支援のおかげで、私たち3人がティカ盲学校に行くことと、いくつかの盲学校や関係施設に、白杖、点字器、点字用紙を郵送することができました。そちらからも、以下のような、お礼の言葉が届いています。本当にありがとうございました。
私は20年以上前に、日本で鍼灸あんまの国家資格をとってケニアに帰ってきましたが,ケニアの法律では視覚障害者の理療の仕事は、いまだに全然認められていません。それはもったいないことです。この差別がある法律を変えるため、また日本と台湾とケニアのつながりを続けるため、私は諦めずに、何らかの働きかけを考えています。
そのケニアの様子を、みなさんに少しずつ報告しますので、これからもよろしくお願いします。
≪郵送にて白杖と点字盤を送った視覚障害者施設より≫
「白杖,点字器を受け取りました。これら二つは、私たちの勉学と生活に本当に必要なもので、とても役立ちます。日本と台湾のみなさん,本当にありがとうございました。心からお礼と感謝を申し上げます。日本と台湾のみなさん,ぜひ私たちに会いにケニアに来てください。ぜひ交流しましょう。カリブーニサーナ!(大歓迎!)」
◎YouTubeをご覧ください。
小さな子から大きな子まで、送った白杖を使って一人一人歩行訓練。
皆さんまだ危なっかしい感じですが、その一歩ずつが、大きな可能性にむかっての歩みだと思います。これから大いに利用してもらえると思います。小さな子供がかわいいです。
モンゴルの視覚障害児のために
≪白杖、ルーペ、点字板、点筆、盲児が遊べるおもちゃをお送りください≫
モンゴルのマンダハさんは、視覚障害子供育児支援OYUNLAG(オユンラグ)センターの活動に全力を投入すべく、今までの仕事を辞めて、全力で活動を行う態勢に入りました。地方で暮らすモンゴルの視覚障害児は、教育を受ける機会に恵まれず、ずっと家に閉じこもっているとのことです。彼女は、日本留学の中で教育の大切さを痛感して、この団体を作り、活動を開始し、今年で10年になります。私たちもぜひその活動を応援したいと思います。
『ロータス通信』304号では、マンダハさんが来日した記事をお届けしました。実は来日の際に、新入生の中にも弱視の人が多く、単眼鏡やルーペが必要ですということでした。帰国まで数日しかなかったので、とりあえず私の手元にあって、もう数年使っていない8倍と6倍の単眼鏡と、以前仕事で使っていたルーぺを渡しました。そうしたら、後日、生徒たちは、大変喜んで便利に使っているという、マンダハさんからのコメントをもらいました。
「ぜひ、このようなものを集めてください。モンゴルにはありません。勉強に使えますね。継続して集めてください。」
私自身、このような補助機器にどれだけお世話になったかわかりません。勉強や就労になくてはならないものでした。将来の可能性を広げる本当に大切なものです。ぜひ、世界中の視覚障害者が同じように、このようなものが使えればよいと思います。
(事務局 新井愛一郎)
マンダハさんからのお願い
視覚障害児者のための様々な用具(白杖、ルーペ、点字筆記用具、盲児が遊べるおもちゃ、他)が、モンゴルではなかなか手に入れることができません。もし、買い換えなどでご不用になったまだ使える用具や、余っている用具などがございましたら、ご寄付をいただけましたらば幸いです。マンダハが来日した際に持って帰ります。
≪用具の送り先≫
〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18
社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI)内 オユンラグセンター物品寄付係
TEL:03-5392-4002 FAX:03-5392-4128
どうぞよろしくお願いいたします。(随時、受付中)
◎第8回マッサージ研修会を開催◎
8月9日水曜日、日本時間で21時から22時40分まで、ZoomにLINEとWeChatをつなぎ、第8回マッサージ研修会を開催しました。
モンゴル、中国、韓国、台湾、ケニア、ミャンマーの元留学生たちが参加してくれました。
日本からは、盲学校の先生、筑波技術大学の先生や、日盲委の事務局の方、ケニアの元留学生たちがお世話になっていた国際交流に尽力されている鍼灸師の方など、今までにない皆さんが参加してくれました。
自己紹介の後、あんまの強さについての話、マッサージでの就労の現状や、韓国の進んでいる就労支援の制度のこと、マッサージ師の受けられる施術料の割合のことなど、いろいろと交流をしました。
Zoomにうまく接続できなかったマレーシアのアズリンさんや、他のアプリの音声を使ってZoomに流すなど、技術的な問題もありましたが、とにかく、いろいろ交流していくとたくさんの新しいことと出会います。技術を学ぶこと、進んでいる制度などを学んでいくこと、それぞれの国の理療の仕事の課題など、これからこのつながりを基盤にして、これらの課題を少しずつ整理していきたいと思います。
次回は、10月11日水曜日の21時からです。
①マッサージの技術の向上についての各国での取り組みの現状。
②私たちは、日本とのつながりで、どのようなことができるのか。
ご参加いただける方は事務局までご連絡ください。後日、Zoomの接続情報等をお知らせいたします。
≪一人に一人の勤労支援員 ~進む韓国の最近の就労支援策~≫
今回は韓国の盲学校で教師をしている元留学生朴さんからの報告です。昨年の9月から、彼には一人の勤労支援員がつくようになったようです。一日8時間、週40時間勤労支援員がついて彼の仕事の支援をするそうです。人によってどのような技能を持つ支援員が良いのかは違うわけで、自分の欲する支援員をつけられるように、選ぶ際の面接もあるようです。この制度は、福祉の職場、民間、公務員の順で整備されていったとのことです。本人が2時間早退した場合は、勤労支援員も当然2時間早退するわけです。以前は、二人に一人の支援員だったので、このような場合、明確にならない面があったようです。
私は、彼の体験から制度の様子を少し紹介しただけですが、ぜひ専門の方に掘り下げていただければと思います。
(事務局 新井愛一郎)
◎子供たちが楽しく体験 ―にぎやかに「夏ボラ23」開催◎
7月25・26日の2日間にわたり、私どもの会館で「いたばし夏ボラ2023」の企画の一環として「視覚障害者の生活を知ろう~便利グッズを実際に体験して~」を開催しました。小学生が猛暑の中、来てくれました。
点字を書く、弱視の見え方と便利グッズ体験、音が出る便利グッズや手で触る便利グッズ体験、しゃべるiPhone体験、白杖歩行のサポート、という5つのコーナーを設けて、一人一人体験してもらいました。メモを懸命にとる子供や、点字をすぐ理解してしまう子など、みんな大変熱心で、楽しそうでした。
子供たちに、見えないことを少しでも知ってもらえたと思います。街中で困っている白杖の方を見つけたら、きっと声掛けしてくれることと思います。また、同伴でこられた親御さんも一緒に体験してくれたことの意味は大きかったと思います。弱視のお父さんがいて「自分自身も、このような便利な機器があるのを知らなかった。必要な情報が届かない方がたくさんいるのではないか。このような体験のできる場をもっと作ってほしい」と言っていました。
また、説明スタッフも、最近会館に来ていただいている中途の視覚障害の方5人にお願いしました。ご自分の体験をベースに、熱心に説明してくれました。
会館をフル活用して、説明スタッフも多くの方の力を借りて、このような活動が継続的に開催されると良いと思いました。
≪楽しかった今年の夏休み、3年ぶりのキルギス≫
シャルシェバエフ・サマット(キルギス)
コロナの影響で海外渡航ができなかったために、母国キルギスに2年半ぶりに帰りましたが、かなりいろいろなことが変わっていました。
私がいない間に、私の家族が3人も増えました。姉、上の兄と下の兄の子供が生まれたのです。国に帰ったら、首都のビシケクにお母さんと家族が、故郷イシククルからわざわざ迎えに来てくれましたが、お母さんは3年間ぐらい見てないので、私の顔を見るなり泣いてしまいました。
みんなによく聞かれた質問は、「どうやって肌が白くなったの? なんでこんな痩せたの?」と言う質問でした。
そして、その後、私の地元、イシククルに帰って、私のために、羊一頭を「さばいて」くれて、親戚や近所の人みんなを家に誘いました。
それから私は、故郷にあるイシククル湖で友人たちとリラックスした5日間を送りました。そして、地元の友達とピクニックや、山の中に行きました。そこで、バーベキューをやったり、馬にも乗りました。
そして、友達の一人が結婚したので、レストランでの結婚式に行き、そこで日本語でお祝いのあいさつを披露しました。
このように、今年はとても充実した夏休みを過ごさせていただきましたが、勉強のほうはあんまり出来ませんでした。これから一生懸命頑張りたいと思います。
(筑波大学附属視覚特別支援学校鍼灸手技療法科3年生)
今月の写真
カリブで指圧師誕生
卒業生首席のEttaさん。
左側は解剖生理学のチャールズ先生、右側は指圧の綱川先生。
卒業式の翌日。セレニティ公園でデモンストレーション
夏ボラ23
子供たちが、会館で見えないことを知る体験
左上:便利グッズ
右上:白杖体験
左下:しゃべるiPhone体験
右下:点字体験
ケニアより
台湾から送られた白杖を手にして喜ぶ盲学校の生徒達
おまけ
子どもの頃の経験を思い出しながら、落ち着いて馬に乗るサマットさん
業務日誌
6月
14日 水漏れ工事。マッサージスキルアップ研修会を開催。
16日 サマットさん、入管訪問(ビザの受け取り)
17日 全日本視覚障害者協議会・奈良大会に祝電を送付。
20日 サマットさんの伴走者・森本さん、来館・館内見学。
21日 Bシリンさん、入管訪問(ビザ取得)。
ファイズさん、コーコーさんの追加書類を入管に提出。
22日 IAVI評議員会を開催。
24日 スマホ勉強会に会場を提供。
27日 「障がい者週間記念事業」参加団体説明会に参加。
7月
7日 クンチャン、西村さん、来館・宿泊(~7月9日)。
8日 こもどサロンを開催。
11日 『ロータス通信』305号点字版を作成。
13日 コーコーさん、ファイズさん入管訪問(ビザ取得)。
14日 佐藤さん、来館・電気系統を下見。
21日 おたがいさまネット月例会に出席。
石渡の在宅勤務に向け、ラディックスと打ち合わせ。
22日 視覚障害者のスマホ勉強会に会場を提供。
25・26日 夏ボラ2023を実施。
27日 サマットさん、2年半ぶりに帰国・見送り。
Dシリンさん、双子の赤ちゃん(女の子)を出産。
30日 ファイズさん、夏休み帰国。
庄さん、マレーシア訪問(~8月7日)
8月
3日 「地球の仲間」に会場を提供(~8月17日)
4日 佐藤さん、室外機を搬出・エアコン工事終了。
9日 マッサージスキルアップ研修会を開催。
12日 こもどサロンを開催。食堂にTVを設置。
17日 おたがいさまネット月例会に出席。
22日 田中君、台湾から帰国。IAVIに宿泊(~8月31日)。
25日 日盲社協点字出版部会・中間部会会議に出席。
29日 ファイズさん、マレーシアから帰国、出迎え。
30日 Bシリンさん、板橋区役所訪問(マイナンバー取得)。
きょうされんシンポジウムに参加。
9月
1日 サマットさん、キルギスから帰国、出迎え。
2日 筑波盲学校新学期、始業日。
この他に、毎週火曜日にスリランカ、金曜日にメキシコと香港の学生を相手に、庄さんがZoomで日本語指導を実施中。
社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI):https://iavi.jp/
〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18
電車でお越しの方:
都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅下車
「A1」出口を右に出て一つ目の信号を右に曲がり、右手3軒目。徒歩3分。