台湾・福岡領事館訪問レポート
2026/08/12
徳野秀敏 様より、ユニークな国際交流活動の報告をいただきました。
訪問日 |
令和8年7月8日(水) |
訪問先 |
台北駐福岡経済文化弁事処(台湾・福岡領事館) |
参加者 |
視覚障害者5名 |
1 訪問の目的
今回の訪問は、台湾と日本の友好を深めるとともに、台湾に関する理解を深め、視覚障害者同士の国際交流の可能性について学ぶことを目的として実施しました。
また、日本で生活されている台湾の視覚障害者との交流のあり方や、今後の国際交流の可能性について理解を深めることも大きな目的でした。
2 訪問内容
福岡領事館では、王領事をはじめ領事館の皆様に温かく迎えていただきました。
まず館内を見学し、台湾の文化や歴史、日本との交流について説明を受けました。
説明は、視覚障害者にも分かりやすいように工夫されており、参加者全員が台湾をより身近に感じることができました。
また、日本で生活されている台湾の視覚障害者との交流についても紹介していただき、文化や言葉の違いを超えて支え合うことの大切さを学ぶことができました。
終始和やかな雰囲気の中で交流が行われ、領事館の皆様の温かいおもてなしと心配りに深く感謝しています。
3 フラワーアレンジメント体験
訪問の最後には、王領事をはじめ領事館の皆様3名と、私たち視覚障害者5名が一緒になってフラワーアレンジメントを制作しました。
使用した花には、それぞれ次のような意味が込められていました。
ガーベラ
「前進」
ひまわり
「希望」「元気」「光に向かって進む」
参加者一人ひとりが花を生けながら、台湾と日本、そして台湾の皆様と私たち視覚障害者が、これからも希望を持って交流を深め、明るい未来へ歩んでいけるよう願いを込めて、一つの作品を完成させました。
この共同制作は、言葉だけではなく、お互いの心を通わせる交流となり、今回の訪問を象徴する大変意義深い時間となりました。
4 訪問を通して感じたこと
今回の訪問を通じて、国際交流は特別なものではなく、人と人との温かい出会いと相互理解から始まることを実感しました。
領事館の皆様が視覚障害者に対して自然に配慮し、一人ひとりを温かく迎えてくださったことは、参加者に大きな安心感と喜びを与えてくださいました。
また、台湾の文化や人々の温かさに触れることで、国境や障害の有無を超えた交流の大切さを改めて感じました。
5 今後への期待
今回築かれたご縁を大切にし、今後も台湾との交流を継続するとともに、台湾と日本の視覚障害者が互いに学び合い、支え合える関係づくりを進めていきたいと考えています。
この訪問が、国際視覚障害者援護協会の活動理念である「視覚障害者の自立支援と国際交流の推進」を具体的に実践する貴重な機会となったことを、大変嬉しく思います。
最後に、このような貴重な訪問の機会を設けてくださった王領事をはじめ福岡領事館の皆様、美祢市役所の古川様、松藤様に心より感謝申し上げます。
社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会(IAVI):https://iavi.jp/
〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18
電車でお越しの方:
都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅下車
「A1」出口を右に出て一つ目の信号を右に曲がり、右手3軒目。徒歩3分。
